サーフィン、ロボット、車、読書、犬好きのサラリーマン

自分の趣味のサーフィン、ロボット、車、読書、犬について情報発信していきます。

ジープ RENEGADE LIMITED 試乗

ジープ RENEGADE

ジープ RENEGADE LIMITDに試乗。1.3L直4ターボは4気筒なのにガラガラ音が大。低速トルクがなく、クリープ現象が無い6TCTでは出足が遅い。シフトがDポジションのままではターボによるトルク上昇がピーキーでぎくしゃくする。ジープなのにFFなので、見た目はオフロードなのにオンロード重視。見た目だけの駄目な車かと思ったら、シフトを左に傾けて+-でシーケンシャルシフトにすると、高回転を維持しながら、ターボの良いところだけ使えるので、短い全長、見切りが良く高剛性のシャシーと相まってホットハッチの様に性格が一変。シフトダウン時にも自動で空ぶかしするので、運転が楽しくなる。レーンキープの認識精度は悪いが、作動すると自車の画像が緑になり、車線踏むと黄色になり解かり易い。ACCが全車速対応しておらず、電子ブレーキなのにブレーキホールドが無いのは不便。ウインカー操作で頻繁にパッシングになってしまうのも良くない。

シートヒーターとステアリングヒーターは機械スイッチが無く、ナビ画面での操作なので分かりずらい。ウインドシールドの左下はワイパーが上がっていて、少し邪魔。良く見るとウインドシールドの右下にはオールドジープあり。軽油の誤給油防止のキャップレスフューエルシステムはポカヨケとして良いが、10秒待ってからノズルを引き抜くわずらわしさは受け入れられないと思う。フューエルリッドを開けるとクモが登場。「CIAO(チャオ)BABY!」と叫んでいるのも遊び心がある。

生産もイタリアなので、いつのまにかJEEPがアメ車じゃなくてイタ車になっていた。プラットフォームもエンジンもフィアット500と共有。良い意味でフィアットクライスラーが完全に統合しているのかもしれない。