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宏光Mini 中国50万円EV 試乗

宏光Mini

宏光Mini(中国50万円EV)に試乗。徹底的に低コストにこだわり。

①キーを廻してスタート(ガソリン車と共通化
②モーターはリヤデフに直結(写真)、エンジンルームは空(写真)
③プロペラシャフトが走っていたフロアにバッテリー
④Pレンジも無くNでハンドブレーキで止める
⑤安全装備はABSのみでエアバックも無し
⑥12インチの小径タイヤ
⑦ホイルハウスが出っ張ったままでステアリングシャフトがむき出しでアクセルとブレーキペダルが右側にオフセット(写真)
C+podと同じ全長3m未満でも4人乗り。内装はプラスチック感はあるが、おしゃれ。リヤシートを倒すと広い荷室。

ホールハウスが出っ張っていてステアリングシャフトも出っ張っているのでアクセルペダルとブレーキペダルが右側にオフセットされており、体を斜めにして運転しているので、長時間の運転は疲れそう。走行安定性やハンドリングが悪いのでステアリング操作には気を使う。タイヤが小さいからかフルブレーキでの制動距離は長い。最初は踏み間違いの恐れあるので、間違い防止で+と-の表示ある。モーター音はうるさいが、価格的に諦めがつく。ハンドル裏側でエコモードとスポーツモード切替可能。エコモードでは回生ブレーキ無し。スポーツモードでは回生ブレーキが効くがワンペダルドライブが出来るほどではない。エコモードでは最高速度83km/hで、スポーツモードにするとカタログ通りの100km/hまで無理なく加速。画面表示の航続走行距離がどれだけ信用できるか分からないが、100km/hでしばらく走行してもそれほどバッテリー残量も減らず、エアコン全開(利きが悪い)でも少し航続走行距離が減るだけで優秀。c+podは100%充電で航続距離が150kmなのにエアコン入れると半分の75kmになるし、最高速度は60kmでアクセルレスポンスも悪く、車とは思えなかったが、この車はEVならではの加速もあるし、最高速も十分なので安心して街中を走行できる。c+Podよりも、こちらの方が車らしくて良い。日本の安全基準は満たしていないが、徹底的な低コスト化の取組は見習うべきところが多い。